投資に対するイメージは?

2007年頃から年金問題が取り沙汰されてから、ずいぶん経ちます。

自分自身で完璧に年金対策をしている人は、どれほどいるのでしょうか。

日本では、まだ運用に関する正しい知識を持っている人も少なく、『投資』と聞くと「怪しい」「胡散臭い」などのイメージを持つ人も多いようです。

たとえば証券投資全般のイメージついて、

証券投資のイメージ

(初出:日本証券業協会)

必ずしも良い印象だけではないようです。

考えたことありますか? 老後の生活設計について

老後の生活設計について、何かしなければいけないとわかってはいても、何が本当に良いのか、適しているのかが分からず時間だけが過ぎて行ってしまう人も多いのが現状です。

Q.ご自身の老後の生活設計について考えたことがありますか。

老後の生活設計ついて

(初出:内閣府・世論調査2018年)

[考えたことがあると回答した人]

Q.老後に向け、公的年金以外の資産をどのように準備したいと考えますか、または、準備をしてきましたか。

老後資金の準備

[考えたことがないと回答した人]

Q.あなたが老後の生活設計を考えたことがない理由は何ですか。

老後の生活設計を考えていない

これからは、資産運用をしなければいけない時代です。

令和の時代、ファイナンシャルリテラシーを持っているかいないかで、生活に大きな格差が生まれる時代となります。

今回は、ある3名の資産運用の体験から、いかに資産運用の知識が大事かという事例をご紹介いたします。

ケース別にみる資産運用

Aさん……若い時から預金を頑張り、5,000万円の蓄えを退職までに用意

Bさん……退職金2000万円とコツコツ積立していた株式3,000万円を退職時に保有

Cさん……現金1000万円、株式1,000万円、貸し区分マンション2戸(3000万円)を退職時に保有

それぞれ資産総額は5,000万円ですが、運用スタイルは異なります。

3人は長年の会社勤めも終え、悠々自適なセカンドライフを夢見ていました。

そんな矢先、退職して翌年に金融ショックに見舞われてしまったとします。

それぞれの退職後の家計のキャッシュフローを見てみると……

【Aさんの場合】

金融資産は現金のみのため、あまりショックの影響は受けませんでした。

しかし長年、頑張って貯めたお金なので、なかなか思い切って使えませんでした。

また、残高が減っていく恐怖から、新たに「運用」「投資」に手を出すこともできません。

貯めたお金を細々と食いつぶす生活です。

預金のみで資産運用

【Bさんの場合】

株式で儲けた3,000万円があっという間に半分の値に!

ここから挽回しようにも、収入がない分、投資に回せるお金が少ない(もしくはない)。

資産が一瞬にして半分になることは精神的なショックも大きかったようです。

せっかくのセカンドライフが台無しに……

預金と株式で資産運用

【Cさんの場合】

株式の割合が低かったので、さほど影響を受けませんでした。

毎月家賃が入ってくるので、預金にはあまり手をつけず経済的にも精神的にも余裕のある生活が送れています。

不動産を中心とした資産運用

3人を比較してみると分かる通り、

資産をいかに分散させているか=適切なポートフォリオ

が非常に大切になってきます。

働いているうちは給与という収入でカバーできましたが、退職後は定期的な収入がない場合がほとんどなので、大きく影響を受けることになります。

資産運用において、ポートフォリオのリバランスという大原則があります。

収入がない状態では、資産が減った分をリバランスできずに回復させることが難しくなるのです。

そして、資産形成の中に、安定的に収入を生み出してくれる実物資産を組み込むことによって、より資産ポートフォリオが安定します。

※リバランスとは、全体の資産を円グラフで1とした時に、減ってしまった資産を補い常に円グラフを100%にするよう取り組むこと。

リバランスのイメージ

安定収入をもたらす実物資産として不動産が挙げられます。

しかし物件選びに失敗してしまうと、資産が負債に代わってしまいます。

人が多く集まる「東京都心」の需要が多い「ワンルーム」で、購入価格も手頃な「中古マンション」を堅実な選択としてお勧めしています。

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