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リセールバリューとは?
投資マンションと出口戦略について
「リセールバリュー」という言葉を聞いたことはありますか?
「リセールバリュー」とは、所有する財産の売却時の資産価値のことです。
自分で購入した車や不動産の売却時の価格って気になりますよね。
どちらも買ったときの価格より高く売却できればうれしいですが、所有してる期間分だけ古くなるので、難しいのが現状です。
リセールバリューは売却時の資産価値
リセールバリューが高くなるケース
売却時には資産価値が下がるのが大半ですが、中には新車当時より高く売れる人気の車があるようです。それはSUZUKIのジムニーです。
ジムニーは四輪駆動の軽自動車です。小型でアウトドアに向いているため、若者に人気があるとの理由から生産が追い付かない状態です。
新品の入手が困難になると、中古に目が行くのは当然の流れです。その結果、ジムニーは高額で買取りされるため、リセールバリューが高いと注目されています。
不動産のリセールバリューについて
すべての不動産の価値が下がるとは限りません
では不動産はどうでしょうか?
マンションなどの物件の中古流通価格を新築分譲時の価格で割った数字で表します。数字が大きいほど新築当時の価格を維持できていると言えます。
新築当時の価格が中古になっても維持できたり、下がりにくい要因はいくつかあります。
エリアは都心を選ぶのが定石
まずは物件をもつエリアです。地方よりも都心の方が高くなります。都心は人口が集まるため、より多くの需要が見込めるからです。
さらにターミナル駅へのアクセスや、再開発エリアなども注目です。特に再開発前は、新築分譲価格も比較的安いからです。
最寄駅からの距離
次に最寄り駅からの距離です。駅から徒歩15分以上離れてしまうと、リセールバリューが低くなります。
やはり利便性は重要です。利便性がよければ、中古になっても資産価値が下がりにくいのです。
住環境
家族で住むファミリーマンションの場合は、住環境も影響します。
子育ての環境などで駅からの距離だけではなく、物件の近くに公園などの緑に恵まれていること、大型スーパーマーケットの有無、車通りの激しくない環境など、物件選びの項目が単身者に比べて多様化してきます。
出口戦略でも選び方はエリアを重視
一般的に自宅の購入を検討する際、ほとんどの方は一生住むつもりで選ばれると思います。
その場合はリセールバリューにこだわりすぎる必要はなく、自分たちが快適に過ごせる物件選びをすればいいのですが、投資マンションの場合は違います。
投資マンションの購入目的として、最近は不労所得としての家賃収入を得ることが多くなっています。しかし、時期や状況によっては「売却」という出口戦略もあります。
その際にはエリアや利便性の高さは重要です。駅に近くて便利な物件は資産価値が下がりにくいからです。
所有物件を売り抜けるためには、確実に賃貸の需要がある場所でリセールバリューが高い物件を選びましょう。