在宅ワークでフローリングに
チェアの傷が! 対応と費用負担について

在宅ワークでフローリングにチェアの傷が! 対応と費用負担について

テレワークでの困ったこと

コロナ禍になり、自宅でお仕事をされる方が増えてきました。

テレワークでPCを使う際などに、デスクやチェアが必要になり、フローリングの上にダイレクトにおいて使用する場合、傷がつくケースが多いです。

特にキャスター付きのチェアに座った状態でオフィスにいるときと同じように動くとフローリングに傷が付くだけでなく、凹んだりはがれたりするケースもあります。

退去される際に退去立会で確認させていただきますが、これらの場合は経年劣化には該当せず、入居者の過失となるので気を付けましょう。

管理物件でのフローリング修復の事例

フローリングにキャスターの轍

実際にフローリングの修復をした事例です。

退去後の立ち合いで、どの程度の原状回復工事が必要になるか確認をします。

今回の場合、床を確認したところ複数の小さな傷やフローリングの剥がれがありました。退去者に確認すると、キャスター付きのチェアを使用していたとのことでした。

入居中についてしまったものなので、修復すための費用が発生します。フローリングをはがして貼りなおす場合は、6畳の洋室で12~16万円くらいかかります。

フロアタイルでコストを抑える

フローリングの貼り替えは費用が高すぎるため、お部屋によってはフローリングの上から、フロアタイルを張ることもあります。

それでも全体で10万円ほどかかりますが、フローリング貼り替えと比較すればコストを抑えることができます。

メリットは、フローリングに比べると耐久性が高く、いろいろな種類があります。また、ペットを飼われている方には、フローリングよりも柔らかいためペットの足に優しい素材になります。

今回は、フロアタイルを敷き詰めることで、対応しました。

退去時に余計な費用を発生させないためには

退去時の原状回復費用は、入居者の方の故意・過失で傷つけてしまった場合は修繕費用が発生します。

痛い出費になりますので、自宅でチェアを使ってテレワークする時は、チェアマットやカーペットなどでフローリングをカバーしましょう。

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