マンション経営について

About mansion management

マンション経営について

日本は世界有数の長寿国であり、日本人の平均寿命は年々伸びています。2020年の時点で男性81.56歳、女性87.71歳です。
長寿国となった要因として「食生活」と「医療体制」の2点が挙げられています。

  • 栄養的にバランスの取れた和食中心の
    食事
  • 高タンパク質・低カロリーな食生活
  • 充実した医療体制
  • 誰もが受けられる国民皆保険制度

厚生労働省「令和2年・簡易生命表」

日本人の平均寿命
栄養的にバランスの取れた和食中心の食事。高タンパク質・低カロリーな食生活
充実した医療体制。誰もが受けられる国民皆保険制度

厚生労働省「簡易生命表」を基にグラフ化

WHO「Life Expectancy 2019」を基に作成

長生きすることは素晴らしいことですが、もろ手を挙げて喜べない事情が私たちには存在します。それは、老後の生活資金の問題です。
私たち日本人は、長生きすることでリスクを抱えているのです。

人口ピラミッド2020年
人口ピラミッド2060年
 高齢者の増加(65歳以上の人口)グラフ
高齢者の増加
65歳以上の高齢世帯数のグラフ
65歳以上の高齢世帯数
65歳以上の単身世帯数のグラフ
65歳以上の単身世帯数

日本の公的年金は、現役世代が高齢者を支える「賦課方式」です。
2020年は2人で1人を支えていますが、高齢化社会が進み若年層の労働人口が減少すると、負担は増えていきます。
2040年には1.5人で1人を支えることになると予想されています。
支給年齢引き上げや、年金受給額の減額は避けられません。

2020年は2人で1人

2040年には1.5人で1人

総務省統計局
「人口推計:年齢(各歳),男女別人口」
国立社会保障・人口問題研究所
「人口ピラミッド」

平均月給 単身 夫・会社員
妻・専業主婦
30万円 約12万円 約15万円
40万円 約14万円 約17万円
50万円 約17万円 約21万円

※初出:週刊ダイアモンド

※現在年齢が40歳の方の場合の65歳時点での予想年金支給額

総務省の「家計調査」によると、65歳以上の年金生活者の収入と支出を見ると、年金だけでは実支出に届いていません。
不足分は預貯金などから充当しています。年金だけで悠々自適に暮らしてくことは、事実上できなくなりました。
何らかの方法で、公的年金以外の収入を得る必要があります。

低金利の時代が続く中で銀行預金を続けるだけでは、将来の生活に必要な資産を作るのは難しいといえます。
頑張って必要な金額まで貯められたとしても、定年退職後は切り崩していくだけです。また退職金を上乗せして考えても、切り崩していくことには変わりなく、不安は拭い去れません。
そこで必要なのが、お金でお金を生み出す投資です。
投資にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。内容をよく比較検討して、ご自身に合ったものを選ぶのが良いでしょう。
またどの投資を始めるにせよ、分散投資をお勧めしています。これはその名の通り、資本を分散させて投資する方法です。
資金を一カ所に集中させず、不動産、株式、現金というように、複数の種類に分散させることが、最も効果的かつ安全な投資方法といえます。
数ある投資の中でも、リスクが管理しやすく安定的なリターンが得られる不動産投資を分散投資の核として取り組まれることをお勧めしています。

投資商品の種類と比較
投資種類 投資概要
不動産投資

メリット

  • 比較的リスクも自身で管理でき、リターン(家賃)も安定している。
  • 投資資金は銀行から融資を受けられるため、少額の資金で始められる。
  • 投資のために時間を割くことがほとんどない。

デメリット

  • 投資用ローンを利用するため、ローンの審査が通ることが条件。
  • 投資先の物件選び方によっては、メリットが得られないこともある。
預貯金

メリット

  • 知識も経験も必要なく、いますぐにどの金融機関でも始められる
  • 元本割れがほとんどない
  • ペイオフ(預金保護)の対象のため、預け先の金融機関が破たんした場合でも、一定額とその利息分までは保護される。
ローリスクローリターン。低金利のため利息がほとんどつかない。

デメリット

  • 他の投資と比較すると、利息による利益が少ない。
  • 低金利の時期では、利息がほとんどつかない。
  • ペイオフ(預金保護)の対象であっても、一定額以上の金額の超過分に関しては保護の対象外となる。
個人年金保険

メリット

  • 流動性が高く、いつでも換金することができる。
  • 原則として元本保証になっている。
  • 保険料控除で節税になる。

デメリット

  • 資産を大きく増やすことが難しい
  • 途中解約すると元本割れすることがある
  • インフレリスクに対応できない
株式投資

メリット

  • 保有している銘柄を売却することで、利益が得られる。
  • 投資先の企業の業績によって、年に1~2回、配当金が得られる。
  • 投資先の企業によっては配当金以外に、株主優待の特典がある。

デメリット

  • 知識やスキルがないと、利益が得られないことがある。
  • 経済情勢や政情などの外的要因を受けやすく、リスクの予測が難しい。
  • 投資先の企業が倒産した場合、それまでの投資が無効になる。
投資信託

メリット

  • 少額から始められる。
  • プロのファンドマネージャーによって運用される。
  • 複数の資産を組み合わせているので、分散投資になる。

デメリット

  • 運営者などに支払う費用のコストがかかる。
  • 元本保証がない。
  • 経済情勢や政情などの外的要因を受けやすく、リスクの予測が難しい。
外貨預金

メリット

  • 高い金利で運用でき、利息を得ることができる。
  • 為替レートが円安の時、為替差益を得ることができる。
  • 口座のある金融機関などで、すぐに始められる。

デメリット

  • ペイオフ(預金保護)対象外で元本が保護されない。
  • 為替レートが円高の時、為替差損で元本割れする。
  • 為替手数料がかかる。
FX(外国為替証拠金取引)

メリット

  • 少額で始められ、大きなお金を動かせる
  • 24時間取引ができる
  • 手数料が安い

デメリット

  • 為替や金利の変動リスクに関しての専門知識が必要。
  • 投資金額以上に損する可能性がある。
  • 資産の預け先の業者倒産による損失。

分散投資の核として、不動産投資をお勧めしています。

  • マンション投資(区分)……「区分所有」はマンションの一室を購入して、家賃収入を得ます。
    少額で始めることができて、取引数も多いため初心者の方が最初に取り組む不動産投資となっています。
  • マンション投資(一棟)……マンション一棟を購入します。
    初期投資の金額はかなりのものになりますが、スケールメリットを活かした運用ができます。
  • アパート……木造のアパート一棟はマンション一棟よりも、初期投資の金額が抑えられ、規模も手ごろなものが多いです。

※その他に一戸建や駐車場などがあります。

  1. 少額で始められる
  2. 分散投資に向いている
  3. 耐用年数が長く災害に強い
  4. 賃貸管理がしっかりしていれば手間がかからない
  5. 取引数が多いので立地や設備など、有利な条件が選べる

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