2022年 賃貸住宅フェア
@東京ビッグサイトに行ってきました

2022年 賃貸住宅フェア@東京ビッグサイトに行ってきました

2022年 賃貸住宅フェア

2022年7月26日(火)、27日(水)の2日間にわたって、全国賃貸住宅新聞社 主催の『2022年 賃貸住宅フェア』が開催されました。

このイベントは、家主さん、地主さん、不動産会社など賃貸住宅市場にかかわる人のためにセミナーや企業の展示ブースで賃貸住宅業界の最新の情報を確認できたり、企業と顧客をつなげる画期的な場となっています。

私は27日(水)のお昼頃から来場者として参加しました。

有名な方のセミナーが多数無料で開催されていて、多くの方が来場していました。今年の2日間のトータル来場者数は10,940名とのことです。普段はなかなか聞くことのできない人気のある大家さんの裏話や対談などがあり、なんと無料ですべて聞き放題! 1日でさまざまなジャンルの情報収集ができます。

不動産投資セミナー

『デジタル証券で不動産投資の革命を起こす』

市場トレンドのセミナーで興味があった「不動産STO」のセミナーを受講しました。

不動産STOとは“Security Token Offering” ブロックチェーン技術を利用して不動産を証券化し、株式のように自由に売買取引ができる商品のことです。

近年は、NFT(Non-Fungible Token、代替不可能なデジタルデータ)や仮装通貨などデジタル資産が台頭してきていますが、不動産という実物資産についても、その所有権をデジタル証券化して小口で売買できるようにすることで、大きな資金がなくても、実物資産の所有権を獲得できるのです。

※ちなみにREITは投資している不動産の所有権はないので、不動産STOとは別物です。

現在はまだまだ実績や扱っている会社も少ないので、耳なじみがない投資商品でしたが、話を聞いてみると、今後確実に伸びていくのだろうと予測できました。

STOは建物や不動産だけではなく、たとえばジャンボジェット機やアリーナ・スタジアム、遊園地などさまざまなものに投資できる可能性があります。

応援したいチームの所属するスタジアムのオーナーになれるなんて、ちょっとわくわくしますよね!

不動産STOのイメージ

つづいて、各企業の出展ブースについてですが、気になった商品を扱っている会社を2社ご紹介します。

気になった出展ブース

地球環境に優しい 洗えるクロス

株式会社インクコーポレーション

大家さんにとって、入居者が退去した後の原状回復工事は可能な限り安く済ませたいのが本音だと思います。ワンルームマンションでも壁紙を総貼り替えすると10万円くらいかかることもあります。さらに一部だけの貼り替えでも、既存の壁紙が廃盤になり同じ色や模様がなくなってしまうことがあります。また、剥がした既存のクロスは大量のごみになります。

ブースで紹介されていた「洗えるクロス」は汚れをふき取るだけできれいにすることができる非常に画期的なアイテムです。なんと10年ほどコーティングがもつのだそうで、今までかかっていたクロス貼り替えコストを削減し、設備のグレードアップや、広告料などに回すことができます。

貼り替えしないので、ゴミも削減出来て環境にも優しい、一石二鳥の商品です。

顔認証でオートロックを開錠

ジェイネッツ株式会社

マンションのオートロックシステムは、セキュリティ対策の面からもはや必須に近い設備になっています。最近では、オートロックのカメラが顔認証をするので、荷物が多く両手がふさがっていても鍵をさしたり、かざしたりする必要がないものや、遠隔からスマートフォンで開錠操作ができるものなど、利便性が向上しています。

ブースで紹介されていたオートロックの操作基盤の見た目はもはやタブレットで、ボタンや鍵穴がなく、スタイリッシュです。

セキュリティを重視する単身世帯にぴったりです。

他にもたくさんの商品が展示されていました。

毎年開催されているので、来期は是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

pagetop